公務員試験の面接で聞かれるポイントや、何を見てどこを評価されているのかなどを考える面接対策について

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公務員試験の全体的な流れ

まず公務員試験の流れは、基本的にはどの機関も同じで、一次試験に教養試験、二次試験に面接などの人物試験が入ります。

一次試験の倍率、二次試験の倍率はその試験によって異なります。一次試験で大量に落とすこともあれば、一次試験の倍率は一倍ちょっとにし、二次試験で人物像を重点的に評価して、一気に落とすといった機関もあります。

最近の傾向としては、一次試験を多く合格させて二次試験の面接やグループディスカッションなどで一気に評価するといった流れにもなってきています。

これは、公務員の仕事は学力よりもコミュニケーション能力が優れている方が仕事を円滑に進めることができるという判断からかもしれません。

個人的には、情報処理能力を測ることができる適性試験と人物像を評価することができる面接やグループディスカッションを重視した方がいいと思っています。

特に人物像をチェックする面接とグループディスカッションについてですが、グループディスカッションの方が、より、仕事に近い状況を作り出すことができるため、その人の本当のコミュニケーション能力をはかれるのではないかと思っています。

面接ですと、がっつり練習して乗り切ってしまう人がいるような気がするからです。

少し脱線しましたが、最近はこのように学力よりもコミュニケーション能力を重視される傾向にあります。

最近の試験の傾向としては、面接試験などの人物試験の配点が大きくなっている

公務員試験の面接の流れと対策

面接の流れとしては、事前に記入した履歴書やエントリーシートに沿って質問がきます。基本的には記入されている質問をもう一度聞かれそこから書かれていないことへ話を広げていくといったスタンスになるかと思います。

面接の対策

面接の対策ですが、私がよくやっていた攻略法的なものについてです。

面接官たちはエントリーシートや回答から質問してきます。

なので、面接官たちが質問してきやすいように質問しやすい回答を書いたり回答するのがポイントです。

要するに餌を撒くというと言い方が悪いですが、質問ポイントを作るということですね!

質問のポイントを作る

質問のポイントを作るということですが、どういうことなのかよくわからないですよね 笑

要するに、面接官たちが質問したくなる回答としてふわふわしたことを回答するということです。

私が実際に地方自治体に合格した際の面接では、この街の人口を増やしたい!といった回答をしました。

エントリーシートにもそのようなことを書きました。

ただ、具体的な方法は書いていませんでした。

その時から戦略を練っていたからです。

人口を増やしたい→ではどのように増やしたいか政策的なことは考えたりしている?

おそらくこのような質問が来るのだろうと考えていましたが、そのまま質問がきたので、待ってました!!といった感じになりました。

その時は、企業誘致や企業の工場を誘致するため、企業に対する税金を安く抑えその分街にお金を増やしてもらえればということを回答しました。

とっさに出てきたら、よく考えているな!とかなりいい評価をもらえますよね 笑

面接では、ここまで考えている人があまりいないかと思いますので、そのように自治体の仕事にそくした回答ができることは、普段の仕事ぶりをイメージできるので、うまく回答できれば評価に直結しやすいのです。

面接試験での評価のポイント

面接試験での評価のポイントは、話し方が落ち着いているか、聞いたことに対して回答が伴っているか、誠実そうか、この辺りを主に見られます。

当然予想していなかった質問が来るかと思います。

その際は数秒程度なら考えてもいいので、無理に間髪入れず回答しようとしてデタラメな回答になることだけは避けてください。

公務員の職員は思いの外質問に対する回答が返ってこないことを嫌いますので。

おそらく普段の仕事から、きっちりはっきり、少しのうやむやなポイントも残したくないという仕事の仕方なので。

また、数秒考えてもいいですが、腕を組みながら考えたりはしないでくださいね 笑

面接以外の試験

地方自治体の試験になると、場所によってはグループディスカッションがあったりします。

決められたお題に対して、グループで回答を出すということです。

例えば、よりよい職場環境をつくるためにした方がいいことは?や、働き方改革実現のためにした方がいいことは?などですね。

その回答をグループで作っていくというのがグループディスカッションです。

グループディスカッションは結果よりもそこに至るまでのプロセスを重点的に評価されます。

どこをメインに評価されるかというと協調性です。

そうですよね。協調性がない人は入ってからも苦労しますからね。

グループとして回答を作っていく際に引っ張る人もいればそれに意見を言う人などいると思いますが、その根底には協調性があるのか、いいものを作るためにしっかりと意見が言えるのか、そういった部分を見られるのです。

なので、人が動くのを多々待っていて意見を求められても相づちしかうたないなどもあまりよくありません。

回答を完成させるという目標に対する協調性には積極性も必要ですからね!

なので、試験の日だけでもいいので、積極的に議論を仕掛けていって、それでいて協調性は保ってといったところを心がけて試験に臨んでいただければと思います。

今日は面接についてざっくり説明させていただきました。ぜひ、参考にしていただければと思います。

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